その2 幼少時代~早くもモテ期到来!?

モテ期という言葉を初めて聞いたのはいつの頃か忘れてしまったけれども、ぼくの、いわゆるモテ期と呼ばれる時期のピークは、おそらく生まれた時から3歳ぐらいまでだったんじゃないかっていう気がします。

深沢に住んでいたぼくは、良く近所の駒沢公園に乳母車で連れていかれていたらしいけど、すれ違う人たちがみんな必ず「かわいい!」とのぞき込んでいたのだという。そして、そのたびに、ぼくはニコニコと愛想笑いをしていたのだとか。

前述したとおり、我が家はもともと来客の多い家だったので、初対面の人に対しても人見知りをすることなく、笑顔を振りまくぐらいのサービスはその頃から身についていたみたいです。だって、笑えば笑うほど、みんなが喜んでくださるんですもの。この笑顔を武器に世の中わたっていくしかないじゃないですか…と乳母車の中で確信したに違いありません。

母の7歳年下の叔母も良く我が家に遊びに来ていました。そして、ぼくを連れて、デパートなどに買い物に行くと、ぼくがニコニコと笑いながら店員さんと仲良くするものだから、驚いていたようです。そうです、その頃からぼくの血の中には、大阪のおばちゃんが棲みついていたのかもしれません。

早くも人生最大のモテ期というものを体験してしまったぼくに植え付けられたのは、楽天的な考え方なのかもしれません。とりあえず、愛嬌さえあえれば、どんなことも乗り越えることができると、幼心に思ったのでしょう。それが今でも根っこの部分でこびりついているのだとは思います。

でも、実はものすごく人見知りな部分があるのですが、それはまたこの後のぼくの人生に深く影響しているのではないかと分析しています。それはおいおい語っていきたいなと思っています。

あぁ、本当にこのまま純真無垢な状態で成長していたら、ぼくは一体どんな大人になっていたのでしょうか。そんなことを思っても仕方ないけど、思わずにはいられないのであります。

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写真の右部分に注目。ぬいぐるみが大好きで、とにかくぬいぐるみと一緒に寝てばかりいました。父も母も忙しい人でしたので、一人で絵本を読んだり、ぬいぐるみと遊んだりするのが好きでした。このころにぼくの妄想力のようなものは鍛えられたのかもしれません。

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これは、多分、駒沢公園だと思います。ちょっと男の子か女の子かよくわからない感じ。こういう服を母は着させたがったようです。

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自分で言うのもなんですが、モテ期らしい写真でしょ?いや、これはまぁ、モテるのも当然でしょ?と思います。この浴衣は良く覚えています。祖母が作ってくれたのですが、着心地が良くて大好きでした。