性的興奮を覚えたのが変身前のアカレンジャーだったのに、リカちゃん人形を持ってリカちゃんハウスで遊んでいました。さらになんと、当時ぼくは同級生の女の子とものすごく仲良しでした。
名前もフルネームで覚えているくらい(もちろん、ここでは明かしませんが)。彼女とどういう経緯で仲良くなったのかは全然覚えていないのですが、すごく仲良しでした。共通の友だちの家の誕生日会などに呼ばれると、一緒に行動していましたし、彼女の家にも良く遊びに行っていました。
彼女には確かお父さんがいなかったように記憶しています。母子家庭の家だったんです。ひょっとしたらそんな彼女に対する同情心というのもあったのかもしれません。
二人がどれだけ仲良かったのかという証拠の写真がこちら。
ちょっとフランス人形のような容貌の彼女は確かにかわいかったです。お母さんがとてもおしゃれな方で、彼女のことを気にかけているのが良くわかりました。
そんなところに惹かれたのかもしれません。ある時、彼女の家に行ったら、二人きりになり、その時に彼女にせがまれてキスをしてしまったのです。今これを書いていても冷や汗かいちゃいますけど、小学校2年の時に、もうそんなませたことをしていたわけです。
でも、それが性的なことを望んでいたのかどうかと問われると、良くわかりません。なんとなく子どものおままごとの延長っぽい感じだったんじゃないかと今になってみると思うのですが。どうなんでしょうか。
そして、そのキスというのも、頬っぺたチュだったのか、それとも唇チュだったのか、まさかのディープキスだったのか、それすらも定かではありません。
さて、ぼくは小学校1~2年を御成小学校で過ごしましたが、小学校3年の時に鎌倉第二小学校に転向を余儀なくされました。なぜから、雪の下は御成小学校の学校区域ではなく、越境入学だったからです。その頃からそういうのが厳しくなり、鎌倉第二小学校へと転校することになりました。そして、それと同時にその彼女との仲も立ち消えになってしまったのです。ぼくが転校することを知り、彼女は悲しみましたし、ぼくも悲しかったけれども、それは仕方のないこと。
日々の生活を送るのに精いっぱいでぼくもいつの間にか彼女のことを忘れてしまいました。まぁ、それだけの仲だったっていうことなのですが。
そして、鎌倉第二小学校での生活が始まり、そこでまたぼくはとても不思議な体験をするのでした。思えば、あれが初めての男との出会いだったのかもしれません。